証券アナリストの1次試験が、2022年は4月24日(日)だということを偶然見つけました。
一生懸命勉強していたころが懐かしいですね。試験当日は本当に緊張しました。
アナリスト資格を取る前に、証券外務員やFPの資格(2級技能士ですが)は取得していたのですが、証券アナリスト試験は見るからに難しそうでハードルが高く、資格を持っている人、かっこいいなーとか、頭よさそうだなーと思っていました。憧れの資格でした。
しかも受験するためには講座を受講しなければならず、受講代も5万円強(を2回。1次、2次それぞれ5万円ほどかかったと記憶してます)と決して安くはないので、何度か二の足を踏んだ記憶もございます。
とはいえ、平凡な私でも何とか合格できた試験ですので、昔を少々思い出しながら、どんなふうに勉強したか、書いてみようと思います。
なお、合格したのが10年ほど前になります。試験の科目等に大きな変更はないようですが、細かな点で活用できない部分もあるかと思いますが、備忘録ですのでご容赦いただければ幸いです。
使用したテキスト
証券アナリスト1次試験については、その対策として、TAC出版の「証券アナリスト総まとめテキスト」と過去問として、同社の「証券アナリスト試験過去問題集」を活用しました。
「証券分析」「財務分析」「経済」全てこれで対応しました。
受験する上で、一番の課題となったことは「勉強方法を確立すること」でした。
アナリストの通信講座に申込んでから、最初に「テキスト」の方だけ(しかも経済の1冊のみ)を買ってしまいまして、そこから勉強を開始しました。
ところがこれが大失敗でした。
大学でもまともに経済を勉強していないし、内容が全くわからないので、早々にギブアップをしてしまいました。
結局、このあと「経済」については、もう一回新しい年度版のを買い直してます。
勉強方法
過去問から勉強を始める
四苦八苦の上、たどりついたのが、「とにかく、過去問から勉強を開始する」ということ。
このほうが断然効率がよいです。
過去問は、出題者が受験者に問いたい内容が積み重なっている集大成です。
網羅的に学び・理解するには、うってつけの素材だと思います。
当然ながら、過去問から始めると、最初は全くわからないのですが、これが不思議なことに、
「過去問」→「答え合わせ」→「テキスト」
と繰り返していくうちに、理解度がすごく深まってくるのです。
証券アナリスト試験は、忙しいビジネスマンの方が受験されることが多いかと思います。
限られた時間を有効に活用するために、「過去問から勉強を始める」ことを強くおススメします!
優先順位をつける
限られた時間を有効につかうために、3つある科目にメリハリをつけました。
素人的な発想でしたが、「証券分析」が最も重要な科目であると(勝手に)判断し。「財務分析」と「経済」は、それを理解するために必要な補助、くらいの考えで勉強しました。
上に書いたように、勉強開始した当初「経済」から始めてしまったので、失敗談からいえる経験です。
また、各科目の中でも、項目として、ある程度捨ててしまう部分があっても良いのかなと思います。
これは、あくまでも試験は合格点を取れば良いものですし、仮に自分が難しいなと思った部分は、恐らく他の受験生も同様に難しいと考えているはずです。
合格のためには、試験範囲全部を完璧に理解することではなく、合格点を取ることを目標に勉強した方が効率が良いです。
ちなみに私は、1次試験では、「証券分析」の「オプション」部分は、全く勉強しませんでした。
(が、この部分を勉強するなと言っているわけではありません。時間が十分あれば勉強していたと思いますが、ご理解ください)
単語帳、計算式帳作成
Excelに、覚えないといけない単語、重要な計算式を入力して、単語帳を作りました。
これは「証券分析」「財務分析」「経済」とそれぞれ分けて作成し、新しいものが出てくるたびに随時更新していました。今ならスマホのアプリで活用できそうなものが沢山ありそうですよね。当時はまだまだそこまで便利なツールがなかったです(笑)。うらやましいですね。
今から思うと、ちょっとツールを作成するのに時間をかけすぎたかなとも思います。
あと、もし今同じことをやるのであれば、恐らく「書いて覚える」という作業を追加すると思います。原始的ですが、結局その方が記憶の定着のためには効率的です。
2次試験の話しなど、その他のことについては、思い出したらまた随時追記していこうと思います。
受験をされる方、頑張ってください!
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